編集部コラム | 歯磨きをしているのに表面がザラザラする理由と対処法

ふと、舌で歯を触ったら、ザラザラしていた経験はありませんか?

歯磨きをしてもなかなか取れず、次の日もまたザラザラになっていることもあります。

今回は、そんな歯のザラザラの原因3つをご説明します。

自分でできるケアもぜひ参考にしてください。

 

目次

歯の表面に歯垢(プラーク)がついている場合
歯の表面に傷がついてしまっている場合
初期の虫歯の症状として歯がザラザラすることも
歯のザラザラを自分でケアする方法
歯科医院で歯のザラザラを改善してもらう
まとめ

 

歯の表面に歯垢(プラーク)がついている場合

 

歯の汚れがきれいになったイラスト歯の表面がザラザラしている原因のひとつとして、歯垢(プラーク)や歯石が考えられます。
 
まずは歯垢や歯石を疑ってみましょう。

 

歯垢の場合

食事前は、歯の表面はツルツルとしていても、食後約6~8時間くらいすると表面はザラザラしてきます。

歯垢は、食後すぐにはできないため、歯磨きで防止することができますが、磨き残しがあったり、食後に歯磨きをしないまま過ごしているとつくられていきます。

白や黄色っぽい色でネバネバとしている汚れが歯垢です。

食べかすとは違い、1gあたりの歯垢の中には約1,000億個も細菌が繁殖しています。

歯垢は、ザラザラするだけではなく口臭や歯周病の原因にもなるため、歯磨きを丁寧に行いましょう。

 

歯石の場合

歯垢を取り残したり放置した場合は、約2日程度で石のように硬くなり「歯石」に変化していきます。

唾液に含まれるリンやカルシウムと混ざり、徐々に固まっていってしまうのです。

歯垢のうちは、歯磨きだけで取り除くことができますが、歯石に変化してしまうと歯磨きで落とすのは不可能です。

歯磨きをした後も歯の表面がザラザラしている場合は、すでに歯石になってしまっている可能性が高いため、歯科医院を受診して、専用の機器で歯石を取り除いてもらいましょう。

 

歯の表面に傷がついてしまっている場合

 

歯の表面がザラザラする原因2つ目は、歯の表面の傷です。

 

オーバーブラッシング

歯の表面は硬いエナメル質という層に覆われています。

しかし、長年に渡り研磨剤入りの歯磨き粉を使用すると、歯の表面に無数の傷がつくことがあります。

もちろん数回の使用で歯に傷ができることは考えにくいですが、歯磨き中の力の入れすぎにより歯の表面は削れていきます。

磨きすぎてしまうことをオーバーブラッシングと呼びます。

過度な力による歯磨きで歯の表面が削れて、中の象牙質という層が露出することもあります。

そうなると、表面のザラザラだけではなく、知覚過敏の症状も現れます。

 

歯が欠ける

硬い物を好んで食べたり、噛み合わせが悪いと歯が欠けることがあります。

また、歯ぎしりや食いしばりによって、歯の表面に亀裂が入ってしまうこともあり、噛み合う面がザラザラしている場合は、歯が欠けている可能性が高いです。

歯の表面の傷は放置しておいても改善しないので、早めに歯科医院を受診することをおすすめします。

 

初期の虫歯の症状として歯がザラザラすることも

 

歯の表面がザラザラする3つ目の原因は、初期の虫歯です。

初期の虫歯は、歯の表面が白っぽくなり溶け出している状態です。

この状態を脱灰といいます

見た目では分かりにくいため、舌で触った違和感で気が付くこともあります。

初期段階であれば、治療をしなくても治る可能性があるため、早めに歯科医院を受診しましょう。

 

歯のザラザラを自分でケアする方法

 

歯のザラザラの原因を作らないことが重要です。

ケア方法を変えるだけでザラザラになりにくく、口内を健康に保てます。

 

歯磨きの改善

歯がザラザラになるどの原因も、歯磨きの仕方に問題がある可能性が高いです。

歯磨きのときに力を入れすぎてはいないでしょうか?

また、歯磨き粉の付けすぎではないでしょうか?

まずは、ご自身のブラッシングを見直してみましょう。

オーバーブラッシングしている場合は、歯ブラシの毛先が1ヶ月もしないうちに広がってしまいます。

どうしても無意識に力を入れてしまう場合は、歯ブラシの硬さをやわらかいものに変えてみましょう。

歯磨き粉は、多くても毛先の半分程度でよいです。

 

歯垢を落とす

食後に歯磨きをする習慣を身に付けましょう。

また、就寝前は念入りに歯磨きをするのがおすすめです。

就寝中は唾液の分泌が少なくなり、細菌が増殖しやすくなるので、しっかり歯垢を落としておきましょう。

歯磨きするときに、奥から前へ磨く、右から左へ磨く、上のあとに下を磨くなど順番を決めておくと磨き残しが減ります。

 

フッ素入りの歯磨き粉

フッ素入りの歯磨き粉を使用することで、脱灰した歯の表面が、元に戻ろうと(再石灰化)してくれます。

初期の虫歯の改善にも繋がります。

歯の表面から汚れをきれいに取り除いた後に、仕上げとしてフッ素入りの歯磨き粉を使用するのが理想です。

歯に汚れが少ない方が、フッ素を取り入れやすくなります。

 

歯科医院で歯のザラザラを改善してもらう

 

歯の表面のザラザラが「歯石」、「歯の傷」、「初期の虫歯」だった場合は、早めに歯科医院で対応してもらうのがおすすめです。

 

歯石除去

スケーラーという専用の機器を使用して、歯石を取り除いてもらいましょう。

歯石はご自身のセルフケアでは落とせません。

 

ブラッシング指導を受ける

歯磨きの改善をしたいけれど、どのようにしたらよいか分からない場合は、歯科医院でブラッシング指導を受けましょう。

歯科衛生士が、歯磨きの方法や清掃用具、汚れの多い場所など細かく指導してくれます。

 

歯の治療

歯に傷がある場合は、プラスチックの樹脂を詰める治療をします。

痛みがひどい場合には神経を抜く治療を行います。

初期虫歯であれば、歯科医院でのフッ素塗布やブラッシング指導で経過観察をしていきます。

 

まとめ

 

歯のザラザラの原因は、「歯垢・歯石」、「歯の傷」、「初期の虫歯」と分かりました。

どの原因も、セルフケアの改善により予防することが可能です。

一生懸命にブラッシングするのと、正しい方法でブラッシングするのは全然違います。

間違った方法を見直すことで、今後も健康な口内を保てるようになります。

 

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