

マイクロスコープを使用した精密な治療へのこだわりと取り組み
私が最初にマイクロスコープに触れたのは、今から20年ほど前に研修医の時、研修先にマイクロスコープがありまして、そこで見たのが初めてでした。当時はまだライトシステムがしっかりしていなかったので、少し暗いなと感じ、実際自分が使うとなると少し難しいかなというのが第一印象でした。
以前からルーペはずっと使っており通常6倍や10倍を使用していたのですが、やはり根管治療となるとマイクロスコープには劣るので、ライトシステムがしっかりしているものに切り替えました。
当院には現在2台マイクロスコープがありますが、ライカが先でその後衛生士さん用にネクストビジョンを導入しました。実際導入してみて、マイクロスコープはやはりよく見えます。主にエンドによく使いますが、エンド以外には形成、セメントアウト、ペリオなどでも使います。ほぼ毎日マイクロスコープを使用しています。一人当たりの治療は30分~1時間、メンテナンスは1時間なので、しっかり時間を取っています。
衛生士は3人いますが、ネクストビジョンは治療用に使用するよりも、プレゼンテーション用に使うことが多いです。元々高倍率のルーペを使用していたのもあり、衛生士さんはマイクロスコープを使用すると伝えてから慣れるのが早かったので、そこは心強いですね。
より精度を上げていって無駄をなくすということが私の治療方針ですが、マイクロスコープを導入したことでそれを叶えています。見えないところを、こんな感じかな?と経験で触っているのは遠回りなので、なるべく治療に入る前にある程度マイクロスコープで見るようにしています。マイクロスコープはほとんどの患者さんに使用するので、いつでも使える場所に置いています。
若い先生方に対しては、なるべく早く使用したほうが良いです。歯科医師も衛生士さんも早ければ早い方が良いと思います。やはりマイクロスコープを使用して見えることにより無駄がなくなりますし、見るためにそれなりのテクニックが必要になり、自身のスキルもかなり高くなりますので、とにかく早く触ってみる事をお勧めしますし、患者さまに対しては、マイクロスコープを使用すると、まず良く見える、見える事で原因がわかる。計画を立てやすくなる。すると来院回数も減らせる。という事で患者さまに提供出来るメリットが多々あると思いますので、是非一度マイクロスコープを使用している医院の治療を受けてみて欲しいです。

ドクター紹介
新鎌ヶ谷歯科
Shinkamagaya Dental Clinic
院長 田中 隆文

プロフィール
2000年 日本大学松戸歯学部 卒業
2009年 新鎌ヶ谷歯科 開業
所属学会・スタディーグループ
- 日本顎咬合学会
- 船橋歯科医師会
- 救歯会
- FDC(千葉デンタルフォーラム)
- 車座(総義歯臨床研究会)
医院紹介

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