歯を大切にする人におすすめ
マイクロスコープを使った歯の精密治療
2020年現在、日本人の歯に対する意識、特に予防に関する意識は高くなりつつあります。
マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)を使用した治療では、
肉眼では見えないものを3〜30倍くらいまで拡大する事が可能です。
こうすることで、例えば肉眼では見えないむし歯を発見し初期段階での治療が可能となり、
また、歯周ポケット内の歯石も直接アプローチできます。
マイクスコープを使用しない手探りでの治療と比べ、
歯科治療や予防にも大きな成果が期待できるマイクロスコープ。
歯医者さんを選ぶ際、ぜひひとつの基準にしてみてください。
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歯科検診・治療を
先延ばしにして後悔した人 -
歯の健康に自信が持てない人
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定期的に歯科予防を
実践している人
著名フリーランス歯科衛生士に聞いた
マイクロスコープ導入歯科を選ぶメリット
マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)には、カメラや照明がついており、はっきりと拡大して見ることが出来ますが、その映像を録画したり、写真に撮影することもできるため、患者さんへの詳しい説明や確認など十分なインフォームドコンセントに役立ちます。
どのような歯医者さんを選んだらよいか、患者さんは見分けをつけるのが難しいですが、ここではこだわりの治療内容を提供している歯科医院を取り上げているので、ひとつの参考基準になると思います。
歯科治療にマイクロスコープがまだ広く普及していない理由としては、機器が高価なことや、歯科領域における教育の場が充実していないことなどがあげられます。
マイクロスコープを使用することで、私たち歯科衛生士にとっても、初期治療からメンテナンスまで、日頃の診療の精度をより上げられるでしょう。
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むし歯の治療
患部に光を当て、高倍率で直接見ながらより精密な治療を行えるため、削る歯の量を最小限に抑えることができるようになります。
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神経の治療
非常に複雑で細かい形態をしている歯の根の中の神経治療(根管治療)は、マイクロスコープが最も必要とされる治療のひとつです。
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審美治療
歯や歯肉の健康美を追求した審美治療には、マイクロスコープによる数十ミクロン単位の非常に精密な作業が欠かせません。
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被せ物の治療
歯に被せ物をする補綴治療では、被せ物をするための歯の土台を整える支台歯形成から、かみ合わせの調整まで仕上がりを大きく左右します。
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マイクロ外科手術
歯茎を切開して外から治療するような外科処置の場合も、患部を拡大して見えることでより精密・正確な作業が行われます。
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歯周病の治療
歯科用内視鏡(エンドスコープ)による歯周病治療では、歯周ポケット内を拡大画像で確認し、歯石除去・クリーニングを行います。
ドクターの治療技術と日々の研鑽
歯科医療の最先端機器であるマイクロスコープ(歯科用顕微鏡)の活用方法を熟知しているドクターは日本にまだ数少なく、技術を持っている歯科医師は数が限られています。
マイクロスコープは、優秀な「機械」です。しかしそれは、あくまでも「数多くある機械のひとつ」であることを意味します。有効に使いこなせなければ機器を導入している意味がなく、この優秀な「器具」を使用することで、今まで出来なかった治療にアプローチすることができます。
患者さんの悩みをどのように解決していく治療プランを立てるのか。そして、そのプランを成功させるために必要な技術を磨いていく…。マイクロスコープは、ドクターの努力と技術を表現する手助けとなると言えるでしょう。
優秀と呼ばれるような歯科医師は、継続的な勉強による膨大な知識の蓄積と、切磋琢磨した技術による最高水準の治療を見直し、実績に基づく患者さんの10年先、20年先を考えた診断・治療を行っています。