札幌歯科
マイクロスコープを使用した医院の取り組み
私が大学2年生の時、父親の医院でマイクロスコープを見たことが最初の出会いです。当時はマイクロスコープのことをよく知らず、実際に診療で使用している先生を見学したいと思い、翌年からマイクロスコープを使用している先生のもとへ見学に行き、学んだことをマネキンに対して真似したりしていました。
当院では、北海道で初導入となる天吊り式のプロエルゴ(カールツァイスの最上位マイクロスコープ)を使用しており、根管治療には欠かすことのできないアイテムです。根管治療の他には、外科的歯内療法、コンポジットレジン修復、支台歯形成、歯周外科(結合組織移植術)の時に使用しています。
可能なかぎり天然歯を保存するという点で、侵襲を減らしたり再治療のリスクを少しでも減らすためには、マイクロスコープは無くてはならないものだと思います。また、マイクロスコープで日々の臨床のドキュメンテーションを出来るだけ記録に残すようにすることで、あとで見直してフィードバックをして自分に足りないものを追求できます。
私自身の海外留学経験を経て思いますが、日本の歯科医師の手先の器用さは世界トップクラスです。そんな先生方がマイクロスコープを使用するということは、まさに鬼に金棒で非常に良い治療を受けられると思います。
ただし医療に100%は無く、またマイクロスコープがなければ出来ない治療というのはあまりないので、マイクロスコープが全ての歯科医師にとって、必ず必要な物というわけでは無いかもしれません。
しかし、患者さんに対して誠心誠意向き合い、妥協することなく責任を持った治療を全力で提供したいと思う医療人にとって、また高い精度と低侵襲性が求められる今日の歯科医療においてマイクロスコープは必要不可欠なツールだと私は考えております。
ドクター紹介
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プロフィール
- 2006年
- 北海道医療大学 歯学部 卒業
- 2007年
- 鶴見大学歯学部附属病院 臨床研修プログラム 修了
- 2008年〜2011年
- せたなホワイト歯科 開院
- 2012年〜2014年
- 米国ロマリンダ大学インプラント科 プラクティカムコース(2年間のプログラム)
- 2014年〜2020年
- さかもと歯科 勤務
- 2016年〜2020年
- 北海道医療大学大学院 歯学研究科 歯周歯内治療学分野 博士課程
- 2021年
- 札幌歯科 開院
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所属学会・スタディーグループ
- 日本歯周病学会 認定医
- 日本歯内療法学会 専門医
- 日本歯科保存学会 認定医
- AAID(アメリカインプラント学会)
- Associate Fellow(認定医)
医院紹介
〒064-0916
札幌市中央区南16条西15丁目1−7
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休診日:木曜・祝日