マイクロスコープ導入歯科医院

デンタルクリニックK

マイクロスコープ(顕微鏡)治療への取り組み

我々がマイクロスコープ(顕微鏡)を用いる理由は、それにより治療のクオリティを圧倒的に高めることができるからです。また、術者目線の静止画・動画を記録できることにも大きな意味があると考えています。

静止画・動画の撮影へのこだわり

マイクロスコープ使用時は、治療部位が視野の中心に来るようにすること、また確実にピントを合わせることを意識しています。そして、この情報をそのまま静止画や動画として記録しています。

これは簡単なようで実は結構難しく、意識せず自然にできるように日々トレーニングを行っています。なぜなら、ピントが合っていない画像は見ても何だかわかりませんし、処置の精度も大幅に落ちてしまうからです。

治療後は、このようにして得られた高品質な静止画や動画を用いて処置の説明を行います。非常にわかりやすいと患者さんにも好評です。また、スタッフのレベル向上のため、院内勉強会等でも活用しています。

飛沫感染対策や院内感染対策のこだわり

飛沫感染やエアロゾルの飛散を防ぐ口腔外サクションを各ユニットに設置

歯科治療では、エアロゾル(微小な液体または固体の粒子と周囲の気体の混合体)が発生することを避けることができません。これは、処置の際に水と空気を高圧で吹きかけるためです。虫歯治療や根管治療だけでなく、メインテナンスでもエアロゾルは発生します。そして、このエアロゾルの中に病原微生物が含まれる可能性が指摘されています。

当クリニックでは各ユニットに口腔外サクションを設置し、治療に伴い発生するエアロゾルが飛散すること、またそれによる飛沫感染の可能性を最小限に抑える取り組みをしております。

当クリニックの水について

世界には200カ国弱の国があると言われていますが、その中で水道数を飲むことができる(=安全性が高い)のは9カ国と言われています。そのうちの一つは言うまでもなく日本です。これは本当に誇らしいことです。

歯科医院では様々な用途で水を用いますが、これらの大部分に水道水が使われています。しかし、20世紀後半から歯科ユニット(治療用の椅子)の内部にある給水管の汚染が問題視されるようになりました。治療中に口をゆすぐ際、変な臭いや味がした経験はありませんか?これは、ユニット内が細菌で汚染されていたから、かもしれません。

汚染には様々な理由があります。そして残念ながら、安全な日本の水道水であってもこれを食い止めることができないことがわかっています。そこで当クリニックでは、その対策として電解中性機能水生成装置「ポセイドン」を導入しています。

この装置を水道配管の大元に設置することで、ユニットの細菌汚染を防止することはもちろん、質の高い治療水による治療成績の向上も期待できると考えています。

当クリニックの洗浄・消毒・滅菌について

当クリニックでは安心して治療を受けていただけるよう、器材の再生処理(洗浄・消毒・滅菌)にも精力的に取り組んでいます。ウォッシャーディスインフェクター(器材の自動洗浄装置)やクラスBオートクレーブ(最高ランクの高圧蒸気滅菌器)等を使用しているのはもちろん、エラーが起きないようシステム化にもこだわっています。

また、2017年夏にスペースの全面改装を行いました。これにより各器材の配置が改められ、より処理の確実性が高まりました。

当クリニックの治療方針

マイクロスコープは患部を最大20倍強に拡大することで、肉眼とは比較にならない量の情報を手に入れることができます。またその結果、さらに精密な治療が可能となります。当クリニックでは、むし歯治療、歯内治療、歯周病治療、補綴・審美治療、インプラント治療など幅広い分野でマイクロスコープを活用しています。

ただ「木を見て森を見ず」では意味がありません。一歯単位を丁寧に診るのは当然のことですが、まず一口腔単位(顎関節等も含めた口腔内全体)での診査・診断を行うことが大切だと考えています。

どのようなお悩みでお越しいただいても、マイクロスコープによって治療精度を確保し、治療後にはクオリティの高い静止画・動画を用いて治療内容のご説明をします。安心してご来院ください。

歯科衛生士にもマイクロスコープを!

当クリニックおいて歯科衛生士がマイクロスコープを使い始めたのは、彼女たち自身の処置のクオリティを上げること、またその内容を患者さんとシェアし理解していただきたい、と考えたことがきっかけです。

これまで用いてきたルーぺ(拡大鏡)では見にくかった部位もマイクロスコープでは容易に見ることができます。歯石除去の際に用いるようになってから、歯石を取り残す確率は格段に減り、歯肉を傷つけることも少なくなりました。もちろん治療後の疼痛もほとんどありません。

また、マイクロスコープは処置と同時に記録をとることができます。歯周組織検査、歯石除去や歯面研磨、歯磨き指導などの様子は静止画や動画として残り、その情報を患者さんと共有できるのも強みです。特に当クリニックはただ記録するだけでなく、より分かりやすく説明できるように、常にクオリティの高い撮影を心掛けております。実際に患者さんにこれらの画像を提示すると、みなさん大変興味深く見てくださいます。

また、「なるほどねぇ~」「こんな風になってたのねぇ」「いつもこんなに綺麗にしてくださってたんですね」と、歯科衛生士たちの予想を大きく超える反応があり、今まで言葉の説明だけでは伝えきれなかった問題点も、一目瞭然で理解していただくことが可能になりました。

マイクロスコープを通じて患者さんとの信頼関係が深まり、またそれが歯科衛生士としての自信やキャリアアップにもつながっていると感じます。そして、当クリニックの歯科衛生士によるマイクロスコープを使用した予防処置やメインテナンスプログラムの提供は、患者さんの口腔内の健康を維持することに有益であると確信しております。

ドクター紹介

デンタルクリニックK
Dental Clinic K
院長 渥美 克幸

医院紹介

デンタルクリニックK

〒332-0006
埼玉県川口市末広1-2-13

TEL 048-229-1777
URL https://www.dck2010.com/

営業時間
09:00-13:00 × ×
15:00-19:00 × ×

マイクロスコープ導入歯科医院のご紹介