
マイクロスコープを使用した精密な治療へのこだわりと取り組み
“初めてマイクロスコープに触れたのは今から約10年近く前でした。私が根管治療で行き詰った時、例えば当院で抜髄した患者さまが何年か経って戻ってくるということがあったときに、それは自分の精度が良くないということでもあるので、もちろん解剖学的な問題もありますが自分の行った治療に落ち度があったと理解して、より自分自身の精度を上げたいという気持ちから当時いくつかセミナーを受けていました。
とあるセミナーの中で、「ラバーダムをしないで行う根管治療はもう犯罪レベルです」という厳しいお話があって、自分なりに精一杯だと思っていた当時その言葉にとても衝撃を受けました。ラバーダムは習いましたが、保険制度的に採算取れないし時間もそうですしやらないことが普通だと思っていて、それが犯罪でも悪でもないと私は思っていましたが、明確に悪と言われてこれはいけないと思いました。しかし講義やセミナーを受けるにもマイクロスコープがないと受講資格が無い所も多く、まずはマイクロスコープを使用する先生たちからマイクロスコープがどういうものか、日常でどういう位置づけなのかというお話を色々聞かせていただいて、そこまでハードルの高いものではないことに気づきました。私は以前から高倍率のスコープを使用していたので、ミラーテクニックもそこまで苦ではありませんでした。さらにミラーテクニックの講習を受けてテクニックを磨いた後に、マイクロスコープを導入しました。
最初は何をどう見たら良いかわからなかったですが、とにかく毎日見るということを日課にしており、今ではすべての根管治療でマイクロスコープを使用しています。セミナーを受けたことで、どこまでが私の範囲でどこから専門医に任せるべきかというラインがある程度明確になってきました。開業医の私がここまで治療できれば十分であるという、指標ができたことですごく足元が固まった感じがしました。

マイクロスコープを使用した診療項目
根管治療の他には歯周外科でも根管切除などでマイクロスコープを使用しています。何よりマイクロスコープを使うと確定診断を早く行うことができます。今までは見えないから必死になっていたものを、マイクロスコープを覗けば一瞬で明確にすることができます。そしてそれが想像ではなくて、確定で言うことができるのでとても良いです。
最初はマイクロスコープを使用しない診療がどうなのかという現実を知ることが大切だと思います。マイクロスコープを使わず治療して自分では完璧だと思ったものが、マイクロスコープを覗いたら全然綺麗にできていなかったときに、私は現実を知りました。その現実を知った上で歯科医師としてどういう治療をしていくか、あとはもう皆様の意思です。患者さまは自分がどういう治療を受けているか知ろうとすること、そして知らせてくれる先生であることが大事です。完璧な医療など存在しませんが、先生が誠心誠意やってくれている治療であれば患者さまも納得することができます。マイクロスコープがあってもなくても、そういう先生に見ていただくことです。そこでマイクロスコープがあると治療の精度が格段に違うと私は思います。
ドクター紹介
医療法人社団 桜陽会 さくら歯科
院長 君山 敬子

プロフィール
- 日本大学松戸歯学部 卒業
- 2001年さくら歯科 開業
- 2007年 リニューアル
- 2011年 医療法人社団 桜陽会 設立
医院紹介

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