

そもそもマイクロスコープを導入された経緯について
マイクロスコープの導入は、まず根管治療の精度向上を目指したことがきっかけでした。25年ほど前、日本にマイクロスコープが輸入され始めた頃に導入しました。当時は機器の使い方を教えてくれる人がいない中で、試行錯誤の末に始めました。新しい病院を建てた頃から本格的に根管治療で使用し始め、トロント大学のエンドドンティクスのコースを受講することで、さらに本腰を入れて使用するようになりました。その後、全ての治療ユニットにマイクロスコープを導入し、現在では5台を駆使して精密な治療を行っています。

マイクロスコープの活用方法とその強み
マイクロスコープは主に根管治療、歯の形成、そして歯周病の治療に使用しています。根管治療では、抜歯せずに済む症例が増え、より精密で高品質な治療が可能となりました。歯を削る際にも、精度が向上しミスの修正がしやすくなりました。また、歯科衛生士も歯周病治療での使用を通じて、歯石の取り残しを減らし、より効果的な治療ができるようになっています。マイクロスコープを使用することで、見えない部分までしっかりと確認しながら治療を進めることができるため、結果的に患者様に対してより安全で信頼性の高い治療が提供できるようになっています。
マイクロスコープ導入前と導入後の患者様の反応の変化について
マイクロスコープの導入後、患者様への説明や治療後の反応にも大きな変化が見られました。例えば、治療中や治療後に動画や画像を使って説明することが可能となり、患者様が自分の口腔内の状態を詳細に把握できるようになりました。特に歯の破損や虫歯の状態など、マイクロスコープを使って見せることで「本当にそうなんですね」と納得感が高まる場面が増えました。また、歯石の除去前後の状態を大画面で見せることで、患者様のモチベーションが向上し、治療への理解と協力が得られやすくなっています。マイクロスコープを通じて、より透明性のあるコミュニケーションが図れるようになり、治療の質も高まっています。
ドクター紹介
吉江歯科医院
院長 吉江 誠

プロフィール
1989年 日本歯科大学歯学部 卒業
1993年 同大学院 修了 歯学博士号 取得
1994年 Post-Graduate Study sponsored by FACE
(The Foundation For Advanced Continuing Education San Francisco.) 修了
1995年 歯科麻酔学会認定医 取得
1996年 日本歯科大学歯科麻酔学教室 非常勤講師 現在に至る
2000年 Internet course in Orofacial Pain (University of Medicine and Dentistry of New Jersey) 修了
2006年 G.O.I.A国際インプラント学会 認定医取得
2007年 G.O.I.A国際インプラント学会 指導医取得
2007年 DGZI ドイツ口腔インプラント学会 指導医取得
所属学会・スタディーグループ
- FACE (The Foundation For Advanced Continuing Education) メンバー
- 明石矯正研究会 会員
- Club22 会員
- 日本歯科麻酔学会 会員
- 日本インプラント学会 会員
- 日本顎咬合学会 会員
- 日本歯周病学会 会員
- DGZI ドイツ口腔インプラント学会 会員
- 日本睡眠学会 会員
- 日本睡眠歯科学会 会員
医院紹介

診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日・祝 |
09:30~13:00 | 〇 | 〇 | 〇 | × | 〇 | 〇 | × |
14:30~19:00 | 〇 | 〇 | 〇 | × | 〇 | ※ | × |
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※土曜日の午後の診療は18時までです。
【急患随時受付】(電話でご予約の上ご来院ください)