

マイクロスコープを使用した精密な治療へのこだわりと取り組み
マイクロスコープは、2015年頃に前職勤務時に導入され、主に根管治療に使っていました。精密さが求められる歯科治療ですが、肉眼で確認するには限界があります。マイクロスコープを使用することで、それまでの盲目的な根管治療がいかに不確実なものだったかを気付かされました。特に、小さく細い根管を見つける、折れた器具を取り除く、歯根にできた穴を塞ぐ等が必要な場合はマイクロスコープ無しでは非常に難しいので、2018年に自身で開業する際にはスタートから導入しています。眼科や脳神経外科などの手術で使用されていた顕微鏡を歯科用にしたものであり、約30倍にまで拡大観察できるため、細部に渡り見逃すことなく治療にあたることができます。マイクロスコープを使用することで、まず小さな虫歯を見逃しません。そして虫歯部分を必要最低限の範囲で削ることで、健康な歯を無駄にしません。また削った部分を埋める時にも、段差や隙間ができないよう精密に治療を行う事が出来るので、虫歯の再発を防ぎます。さらに根管治療など難易度が高く、繊細な治療の際も、高倍率で確認できるのでより正確に治療できます。被せ物や詰め物などもマイクロ単位で装着できるので、精度が上がり長持ちに繋がります。
口の中から見る歯根の中はとても狭く暗いので裸眼ではほとんど見えません。折れた器具を除去するためには、目で見て確認できる状態でなければ闇雲に不必要な部分を削ってしまうおそれがあります。マイクロスコープで明るく拡大した視野で、折れた器具を確実に捉えて、ピンポイントで触れられれば容易に除去できることが多いため、マイクロスコープの有効性は非常に高いと言えます。また根管治療以外では、歯の破折の診断や治療、歯周病の外科治療の際にも使用しています。マイクロスコープがあるとより良い術後の結果に繋がると考えています。また撮影した画像や動画を後からでも見る事が出来るので、どれだけ緻密な治療を必要としているか視覚的にも分かりやすいです。当院のフィロソフィの1つに「確実かつ短期間で済み、長期的予後を得られる治療を目指し続けます」というものがあります。治療精度が上がれば歯は長持ちし、再発防止にも繋がります。マイクロスコープを用いることで、より良い治療結果を得られることは間違いないので、これからも幅広く高いレベルで診療できるように努め、患者さまが一生なんでも食べられて大きなお口を開けて笑えて、幸せな生涯を送ることができるようにお手伝いしたいと考えています。

ドクター紹介
三茶歯科
院長 佐野 徳太郎

プロフィール
2006年 鶴見大学歯学部 卒業
2007年 愛知学院大学歯学部付属病院 研修修了
2011年 青山通り歯科タナカ 院長
2013年 渋谷宮益坂歯科 院長
2018年 三茶歯科 開院
所属学会・スタディーグループ
- 日本口腔インプラント学会
- 日本補綴歯科学会
- 日本顎咬合学会 認定医
- 日本スポーツ歯科医学会
- 日本臨床歯科学会(SJCD)
- 5-D japan
医院紹介

診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土日 | 祝 |
10:00~13:00 | 〇 | × | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × |
15:00~20:00 | 〇 | × | 〇 | 〇 | 〇 | ※ | × |
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土日 | 日祝 |
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※土日の午後の診療時間は、14:00~17:00です。
【休診日】火曜・祝日