相武台ゆうデンタルクリニックでは、「プリマ」「ネクストビジョン」「ブライトビジョン」といった、拡大率の異なる3種類のマイクロスコープを導入し、症例に応じて使い分けています。

マイクロスコープを使った精密治療において、「できるだけ歯を削らない、歯を抜かない」ことは当然です。

そこで、虫歯治療や根管治療の後、詰め物や被せ物を行う際には、より高倍率で視野を拡大して「ぴったりと隙間なく適合させる」ことで、細菌の侵入を防いで再発防止するとともに、高い審美性を実現します。

根管治療から詰め物・被せ物の処置まで、幅広い治療の精度を高める基本の顕微鏡です。

患者様にもモニターで映像を共有でき、ご自身の状態を深く理解いただくのに役立ちます。

補綴物の繊細な調整など、特に精密さが求められる場面で活躍します。

同院では、歯科衛生士が専用ユニットを持ち、基本的に6人体制で診療にあたっています。
患者様からのご要望や、歯科衛生士が必要と判断した場合には、同じ歯科衛生士が処置にあたる担当制を採用。
これにより、お口の中の状態だけでなく、全身の健康状態や持病、家庭でのお手入れの様子、生活習慣、ご家族のことなども、プライバシーに配慮しながら把握できます。

患者様一人ひとりに合わせてお手入れ方法や必要なケアをご提案できる体制を整えています。

メインテナンスではマイクロスコープを活用し、肉眼では見えにくい歯垢や歯石を確認しながら効率的に処置を行います。
処置時間の短縮や、動画を通じてご自身のお口の現状を確認できるといったメリットがあります。

さらに、定期的に歯周ポケットの測定や写真による記録を行い、必要に応じてX線検査や歯科用CTでの精密検査も実施。
3か月に一度程度の受診を目安に、予防と早期発見を重視した体制を整えています。

同院は歯科技工所を併設しており、院内に常駐する歯科技工士と密に連携し、患者様に合わせた補綴物（被せ物や入れ歯など）を提供しています。
技工士が直接お口の状態や表情を確認できるため、見た目や噛みやすさ、フィット感に配慮した仕上がりを目指すことが可能です。

また、入れ歯の修理や仮歯の作製、被せ物の微調整などを院内で行えるため、その日のうちに対応できる場合もあります。
歯科医師と技工士がその場で情報共有できることで、患者様のご希望が反映されやすい環境が整っています。

このように、迅速な対応と自然な仕上がりに配慮した治療の提供を心がけています。