福岡市「歯を長持ちさせる」精密根管治療|中央区・辻本デンタルオフィス

「歯の神経を抜くのが怖い」「痛みが治まらない…」「抜歯と診断されたがインプラントよりも自分の歯を残したい」

福岡市で根管治療の名医をお探しの方へ。
根管治療の不安や長引く痛みは、マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)を使った精密歯科治療によって解消できる可能性があります。

また、今「抜歯しない」だけでなく、「歯の神経をできるだけ残す」ことで深い虫歯になった天然歯を長持ちさせる治療法についても、詳しく解説します。

【監修医:辻本 真規 先生】

福岡市中央区にある「辻本デンタルオフィス」院長。
全国で45人、福岡ではわずか5人しかいない(2025年7月現在)日本顕微鏡歯科学会の「認定指導医」であり、他の歯科医師を指導する役割も担うスペシャリスト。
「一人の患者さんにかける時間と質こそがすべて」という信念から、辻本院長が行う診療は「1日最大5人」までとし、マイクロスコープによる精密で繊細な治療を得意とする。

根管治療とは?

根管治療とは、深い虫歯や外傷などが原因で炎症を起こしている歯の神経を取り除き、根管と呼ばれる「歯の根の中」を洗浄・消毒する治療法です。
細菌に汚染された部分を徹底的にきれいにすることで、ズキズキとした痛みなどの症状を取り除き、抜歯を回避し天然歯を残すことを目的として行われます。

【メリット】
根管治療の一番のメリットは、「自分の歯を抜かずに残せること」であり、入れ歯やインプラントでは得ることができない天然歯による自然な噛み心地を維持できることにあります。

【デメリット】
日本の保険診療における根管治療は成功率が30~50%と低く(東京科学大学の2010年の調査による)、治療しても痛みを繰り返す再発リスクが高いことがデメリットです。

根管治療の成功率が低いのはどうして?

日本の根管治療の成功率が低い原因は、「保険診療における制約」と「無菌的処置の甘さ」の2つです。

根管は歯の神経や血管が通る細い管で、先端部分は1ミリにも満たず、非常に複雑な形状をしているため、治療の成功率を上げるには治療時間を確保した上で精密な処置を行うことが必須です。

しかしながら、日本の保険診療では治療時間は1回15~30分と決められている上、保険適用となる設備や材料などが限定されているため、「患部の取り残し」や「細菌の再感染」が発生して虫歯が再発してしまうのです。

根管治療の成功率を上げる方法

根管治療の成功率を上げるには、最大20倍以上の拡大視野を得られるマイクロスコープと無菌状態を保つラバーダムが必須です。
米国の歯内療法専門医は標準的に採用しており、高い成功率を誇っています。

右の写真はラバーダムを使用し、根の再治療をしている様子。治療する歯のみラバーダムから露出させています。
マイクロスコープを使用することにより、最大20数倍まで拡大して見て治療をします。従来の肉眼治療では処置ができない細かな部位まで処置する事で、根管治療の成功率を最大限上げるように治療します。

ラバーダムは、治療する歯以外を覆うためのゴム状のシートで、治療中の歯に唾液が流れ込むのを防いで細菌の侵入を防止することが可能です。

「せっかく治療したのに虫歯が再発して歯がボロボロ、結局抜歯は避けられなかった」
「こんなことなら根管治療やらなきゃよかった」
自分の歯を残すために根管治療をしたのに失敗して歯を失う、という最悪の事態を避けるには、精密な根管治療を得意とする歯科医院へご相談ください。

福岡市・近隣エリアからもご来院いただいています。
【精密根管治療・完全予約制】

TEL092-791-2223
診療時間
9:00~13:00 / 14:00~18:00
休診日
日曜・祝日
ご案内
※完全予約制

【精密根管治療】辻本デンタルオフィスの取り組み

「辻本デンタルオフィス」は、博多駅から電車や車で10分程度にある、マイクロスコープを用いた精密根管治療を得意とする福岡市の歯科医院です。
「虫歯の取り残し」や「無菌的処置の甘さ」による再発リスクを下げ、患者さんが「任せてよかった」と思える治療を提供しています。

「1日5人まで」認定指導医による高品質なマイクロスコープ治療

辻本デンタルオフィスでは、全国で45人・福岡で5人(2025年7月現在)しかいない日本顕微鏡歯科学会の「認定指導医」である辻本院長が、マイクロスコープを使った精密根管治療を提供しています。

保険診療の治療時間(1回15~30分)では再発を防ぐ精密な根管治療は難しいと考え、1回60~90分としっかりと治療時間を確保
治療品質を維持するため、「認定指導医」である辻本院長が行う治療は1日で最大5人までの完全予約制。
「他の歯科医院では難しい症例にも対応した高品質な歯科治療の提供」を可能にしています。

辻本先生は「患者さんの歯を1本でも多く残す・虫歯になってしまった歯でもできる限り長持ちさせる」ことを信念としています。
その精密な治療を求め、福岡市内はもちろん市外や県外からも患者さんが訪れているので、「他の歯科医院で抜歯と診断された」方も、あきらめる前に一度ご相談ください。

根管治療の精度を上げる!精密検査と徹底した無菌的処置

「虫歯の取り残しは避けたいが、健康な歯を無駄に削りたくない」「再発させたくない」といった根管治療にまつわる不安を解消すべく、辻本デンタルオフィスでは精密検査と滅菌処理(無菌的処置)にも力を入れています。

まず、検査で使用する「歯科用CT」は、立体的な三次元データを撮影できるため、従来のレントゲン(平面的な二次元画像)では見落としていたような複雑な根管の形状や、隠れた病巣の位置まで正確に診断することが可能です。

次に、治療の成功率を左右する衛生管理の点でも妥協しません。
根管治療で使用するチップやファイルを滅菌処理する際、ヨーロッパ規格で最高基準を満たし、日本の大学病院で使用されているものと同じ「クラスB滅菌器」を使用しています。

さらに、治療中は唾液からの細菌の侵入を物理的に防ぐ「ラバーダム」を必ず装着し、無菌的処置を徹底しています。

このような治療の質を根底から支える診断力と安全管理は、自由診療だからこそできる「精密で高品質な歯科治療」の提供を実現しています。

精密な修復で高い審美性と再発リスクの低減を同時に叶える

「天然歯との隙間や境目がなく美しい」「歯の噛み合わせがぴったり」
肉眼と比較して最大20倍以上の拡大視野を得られるマイクロスコープは、根管治療だけでなく、治療後の被せ物や詰め物の精密な適合にも力を発揮します。

根管治療そのものは成功しても、治療後の補綴物(被せ物や詰め物)の適合が悪く、隙間から細菌が侵入して虫歯を再発するケースは少なくありません。

辻本先生は、マイクロスコープを駆使した精密な修復作業によって、「見た目の美しさ」と「再発リスクの低減」を高いレベルで両立させています。

マイクロスコープを熟知した歯科衛生士によるメンテナンスで予防・治療を繰り返さない

辻本先生は、患者さん一人ひとりに高品質な治療を提供するだけでなく、「治療をゴールにしたくない」という強い思いがあります。
最終的な理想は「治療が必要ない健康的な口腔環境を維持し、患者さんにはたまのメインテナンスに来ていただく関係になること」として、福岡市に開業しました。

その思いを実現するのが、マイクロスコープを熟知した歯科衛生士による、プロフェッショナルクリーニングです。

「歯科医院でのメンテナンスなんて歯石やプラーク(歯垢)を取るだけ」と思うかもしれませんが、マイクロスコープを使ったケアは自力での除去が難しい歯周ポケット(歯と歯茎の境目)の奥深くまでアプローチが可能で、肉眼では取り残していた部分も除去ができます。

「抜歯を防ぐ」「再発させない」治療、そして「治療を繰り返さない」ためのプロフェッショナルケア。
「自分の歯を大切にしたい」方こそ、ご来院ください。

日本顕微鏡歯科学会の認定指導医在籍
【精密根管治療・完全予約制】

TEL092-791-2223
診療時間
9:00~13:00 / 14:00~18:00
休診日
日曜・祝日
ご案内
※完全予約制

【専門医の視点】「歯の神経を残す」治療の提案

辻本デンタルオフィスでは「天然歯を長持ちさせる」ことにこだわりを持ち、根管治療を希望される患者さんにも歯の神経を抜かずに残す「歯髄保存療法」をすすめています。

【歯髄保存療法のメリット】
・歯に栄養を運ぶ神経が残るので歯がもろくなりにくい
・噛んだ時の自然な感覚が維持される
・歯の寿命を無駄に削らない

【歯髄保存療法のデメリット】
・診断が難しい(神経の状態をしっかりと診て診断を行うことが重要)

・症例によっては適用できない場合がある

歯髄保存療法は「歯の神経(歯髄)を残すべきか、抜くべきか」といった診断が難しい治療法です。
歯の神経が壊死している、歯の根の先に炎症があるなど、患者さんの症状によっては適用できないこともあります。
しかし、精密検査を受けることが「歯の神経を残す」という可能性にもつながりますので、まずはお電話またはWebでご相談ください。

感染根管治療の流れ

ここでは、実際に辻本デンタルオフィスで行っている感染根管治療(再根管治療)の流れを写真付きで解説します。

ステップ1:う蝕(虫歯)除去

マイクロスコープを使用し、患部を拡大視野で確認しながら、う蝕(虫歯)を除去します。
再発リスクを下げるために、取り残しがないよう、入念にチェックを行います。

ステップ2:隔壁作製

治療中に唾液や細菌の侵入を防ぐため、歯のない部分に壁を作ります。
洗浄液の漏出を防ぎ、無菌状態を更に強化します。

ステップ3:古い薬剤、感染源の除去

左写真のピンク色に見えるものが古い薬剤です。こちらを綺麗に取り除いていきます。
右写真のように根管と根管の間の感染源までしっかりと除去します。

ステップ4:根管の形成・拡大

根管は、木のように細かく枝分かれしているなど、一人ひとり形状や本数が異なり、複雑な構造をしています。
マイクロスコープを使用した再根管治療では、複雑な根の中の感染源を極力取り除きながら、歯の損失を最小限に抑えるように治療をします。

ステップ5:根管を充填

消毒と清掃が終わった後は、細菌の侵入を防ぐために、根管内部を薬剤で満たして密封します。
わずかなすき間もないようマイクロスコープで注視しながら処置を行います。

ステップ6:被せ物の設置

歯の根の上に土台を設置した後に被せ物をし、問題がなければ治療完了です。
辻本デンタルオフィスでは被せ物の適合においての重要性を認識し、機能的にも審美的にも優れた治療を行います。
可能な限りご自身の歯が美しい状態で長持ちできるよう、症状や患者さんのご希望にあった治療計画をご提案しています。

根管治療の注意点

根管治療は抜歯を回避し自分の歯を長く使うための治療ですが、注意点もあります。

【精密根管治療の注意点】
・成功率は100%ではない

・自由診療での処置を行う場合、保険診療に比べ費用が高くなる

マイクロスコープとラバーダムを使用した精密根管治療の場合、成功率は高くなりますが、症状によっては再治療となることもあります。

自由診療での処置を行う場合、1回あたりの治療費は保険診療よりも高額となります。
しかし、保険診療の根管治療は成功率が低く、再発の度に治療費がかさみ、通院期間も長引くリスクが伴います。

また、歯の治療は回数を重ねるごとに状態は悪くなります。根管治療においては4~5回が限界となるケースが多いです。
何度も治療をすることが難しい為、成功率を高め、再発リスクを下げる治療を行うことが重要であると言えます。

そのため、費用は短期的な視点だけで判断すべきではありません。
「自分の歯を長く使い続ける」という長期的視点に立てば、一度の治療で再発リスクを大幅に下げる自由診療による精密根管治療は、価値ある「投資」と言えるのです。

マイクロスコープとラバーダムを効果的に使用するには、知識と技術が必要不可欠です。
これらの機器を使っていれば成功率が高まるというわけではなく、治療を行う歯科医師のスキルや経験値により結果は左右されます。
精度の高い根管治療を受けるには、経験値や実績のある歯科医院での治療がおすすめです。

根管治療の費用

辻本デンタルオフィスではすべての根管治療を自由診療で行っています。
患者さん一人ひとりに合わせた治療法を提案しているため一律の料金ではなく、ここでは費用の目安とともに症例を紹介します。

【症例情報と費用の目安】

Before
After
症例大きな病変が出来ている大臼歯の根管治療
年齢・性別58歳・女性
治療期間約3カ月(冠除去~根管治療3回、その他3回)
治療法マイクロスコープを使用した根管治療、レジン築造、e-maxクラウン
治療費約40万円
メリットマイクロスコープ下で根管治療をすることにより、感染源の取り残しが極力少なくなります。治療回数を少なくすることが出来ます。ラバーダム防湿下でコアの築造とクラウンのセットを行うことで、歯が汚染されない状態で冠を装着できます。
デメリット治療費用は保険診療よりも高額になります。一回の治療に60~90分かかります。

根管治療でよくある質問

ここでは、辻本デンタルオフィスで根管治療について寄せられる「よくある質問と先生からの回答」を記載します。

Q1.「抜歯するしかない」と他の歯科医院で言われたのですが、歯を残せますか?

A1.歯の状態によっては残せる可能性があります。
辻本デンタルオフィスでは、「できるだけ天然歯を残したい」という治療方針のもと、歯科用CTなどの精密な検査機器を取りそろえ、マイクロスコープを用いた根管治療を行っています。是非一度ご相談ください。

Q2.治療中や治療後に痛みはありますか?

A2.初回の根管治療で歯の神経を抜く際には麻酔を使用するため、治療中の痛みはほとんどありません。
再治療の場合も、痛みが出ないよう配慮して処置を進めます。万が一、痛みを感じる際には速やかに麻酔を使用しますのでご安心ください。
なお、麻酔が効かない体質で痛みがご不安な方は事前にご相談いただければと思います。
治療後の痛みには鎮痛剤を処方しております。

Q3.根管治療の治療回数はどれくらいですか?

A3.通常、前歯では1回、奥歯では2~3回です。
ただし、歯の根が細菌に感染している・複雑な形状であるといった場合、さらに2~3回ほど追加で治療を受けていただくこともあります。
また、他の歯科医院で根管治療を受けた後の再治療の場合、もう少しかかる場合もあります。

Q4.根管治療の治療時間はどれくらいですか?

A4.おおよそ60~90分です。
マイクロスコープを用いて、虫歯の取り残しや歯の削りすぎがないよう、じっくりと丁寧な治療を行っています。

Q5.歯の神経を取らないといけない理由は?

A5.重度の虫歯の場合、感染した歯の神経を残すと腐っていき、歯の周りの骨に炎症を起こして痛みや腫れが出るなど悪影響を及ぼすことがあります。
歯の根っこの中を消毒・清掃してきれいな状態にすることにより、「周囲の歯や歯の骨を守る(感染拡大の防止)」という理由で、歯の神経を抜く治療を行います。

辻本デンタルオフィスのアクセス情報

福岡市中央区の辻本デンタルオフィスは、地下鉄大濠公園駅(福岡市美術館口)から徒歩1分です。ご自身の歯を大切にする治療を心がけていますので、歯に関するお悩みは、いつでもお気軽にご相談ください。

辻本デンタルオフィス(福岡県福岡市・大濠公園駅)

院長紹介

辻本デンタルオフィス

Tsujimoto Dental Office

院長辻本 真規

院長プロフィール
  • 2008年 日本大学松戸歯学部卒業 日本大学松戸歯学部付属病院研修医
  • 2009年 長崎大学大学院医歯薬学総合研究科齲蝕学分野入学
  • 2009年~2018年 開業医勤務
  • 2013年 日本顕微鏡歯科学会 認定医取得、長崎大学大学院医歯薬学総合研究科修了、博士(歯学)取得
  • 2013年~2018年 長崎大学大学院 医歯薬学総合研究科齲蝕学分野助教
  • 2016年~ 日本顕微鏡歯科学会代議員
  • 2017年~ 日本顕微鏡歯科学会認定指導医取得、デンツプライシロナエンド公認インストラクター
  • 2018年 辻本デンタルオフィス開業
  • 2023年~ 日本顕微鏡歯科学会理事
  • 2025年 日本大学松戸歯学部保存修復学講座兼任講師
所属学会・スタディグループ
  • 日本顕微鏡歯科学会
  • 日本歯内療法学会
  • 日本歯科保存学会
  • 日本臨床歯周病学会

医院情報・アクセス

辻本デンタルオフィス

〒810-0062
福岡県福岡市中央区荒戸2丁目1-18
アスエリア大濠2F
(福岡市地下鉄空港線大濠公園駅から徒歩4分)

TEL 092-791-2223
URL https://www.tsujimoto-do.com/

営業時間 日・祝
 09:00~13:00×
 14:00~18:00×

【休診日】日曜・祝日
※完全予約制

日本顕微鏡歯科学会の認定指導医在籍
【精密根管治療・完全予約制】

TEL092-791-2223
診療時間
9:00~13:00 / 14:00~18:00
休診日
日曜・祝日
ご案内
※完全予約制