
「抜歯と言われたけど歯を抜かずに治したい」
「根管治療をしたのに痛みが再発した……」
京都エリアで繰り返す歯の痛みや長引く虫歯治療にお困りの方へおすすめしたい歯科医院が、マイクロスコープを用いた精密歯科治療を得意とする中田歯科クリニックです。
京都市西京区にある中田歯科クリニックでは、マイクロスコープにより肉眼の約20倍も視野を拡大することで、細く複雑な形状をした歯の根の治療(根管治療)の成功率を高めています。
【こんなお悩みありませんか?】
- 噛んだ時に歯が痛い
- 歯茎に腫れや白いできものがある、膿が出る
- 歯の神経を抜くのが怖い
- なるべく抜歯したくない
- 歯の治療を早く終わらせたい
- 京都府、京都市内で根管治療の名医を探している
目次
根管治療とは
根管治療(root canal treatment)とは、歯の内部の神経や血管(歯髄)の炎症・感染で生じた腫れや痛みを取り除く治療のことです。
歯の根っこの治療、歯の神経の治療とも呼ばれます。
※根管は歯髄が入っている管状の部分の名称です。
根管治療は、事故で歯が折れて神経が傷ついた場合や、虫歯が進行して歯の神経まで細菌が到達した場合(重度の虫歯)に行われます。
重度の虫歯とは、下図のC3,C4まで症状が進行したケースです。

根管治療の種類
根管治療には大きく分けて「抜髄」と「感染根管治療」の2種類の治療法があります。
抜髄 | 炎症を起こした歯の神経や血管(歯髄)を抜く治療 |
感染根管治療 | 歯髄炎(歯髄の炎症)が進行した状況で、機能を失った歯髄と汚れた歯根を清掃する治療 |
一度根管治療をした歯に炎症や痛みが再発した場合、再根管治療が必要です。
【中田歯科クリニックの特徴】
中田歯科クリニックは京都市にある歯科医院ですが、根管治療が得意なドクターが在籍することから、市外や県外からも患者さんが訪れます。
「失敗したら抜歯と言われた」「根管治療をしてもなかなか治らない」といったケースでも、できる限り歯や神経を抜かない治療を行っています。
根管治療が必要な症状
以下のような症状でお悩みの場合、虫歯の進行が考えられるため、根管治療が必要となることがあります。
- 治療した歯が痛む
- 何もしていなくてもズキズキとした強い歯の痛みがある
- 冷たいものや熱いものがしみる時間が長く続く
- 噛んだときに歯の痛みや違和感がある
- それまで沁みていた歯が痛くなくなった
- 歯茎にニキビのようなできものがある
これらの症状を放置すると、歯を失う原因になるので、早めに歯科医院を受診してください。
【ほかにも気になる症状がある!という方へ】
中田歯科クリニックは、根管治療だけでなく歯周病や虫歯など、総合的な歯科治療を行う歯科医院です。
京都市西京区・桂で開院から三十年以上、近隣にお住いの患者さんの検診や治療を行っていますので、上記以外にも歯やお口の悩みがあればお気軽にご相談ください。
- 診療時間
- 9:00~13:00 / 14:30~18:00
- 休診日
- 日曜・祝日
- ご案内
- 月曜午前は9:00~12:30、土曜午後は14:00~16:00です。
最終受付は診療時間の30分前、初診受付は17:00までです。
フリーダイヤルがつながらない場合は、075-393-6655へ。
精密根管治療(マイクロエンド)のメリット
歯科医院では、マイクロスコープ(Dental Microscope,歯科用顕微鏡)を用いた精密な根管治療のことをマイクロエンドと呼びます。
精密根管治療(マイクロエンド)は、マイクロスコープを使わない通常の治療と比較して、以下のメリットがあります。
根管治療の成功率が高い
日本歯内療法学会 編集『歯内療法ガイドライン 第2版(2020年)』によると、一般的な保険診療下で行われる根管治療の成功率は50~60%です。
一方、大学病院や専門医が行う根管治療は80%以上という高い成功率でした。
根管は非常に複雑な構造をしており、細く枝分かれしていたり湾曲していたりと、個々の歯によって形状が異なります。
アメリカでは根管治療の専門医はマイクロスコープの導入が義務付けられているほどで、根管治療の成功率を大きく左右するのは、「どれだけ見えるか(見ながら治療できるか)」という点にあります。
【中田歯科クリニックのマイクロスコープ】
一般的な歯科医院で使用されるルーペ(拡大鏡)の倍率は、通常2~3倍、高性能なものでも10倍以下です。
中田歯科クリニックで導入しているマイクロスコープは、肉眼と比較したときに視野を20倍以上拡大できるので、従来よりも精密な歯科治療を可能にし、根管治療の成功率を高めています。
無駄に歯を削らない
根管治療では、歯の内部を洗浄するために根管周辺の歯を削ることがありますが、マイクロスコープを用いれば、できる限り歯を削らない治療、MI治療(※)が可能です。
※Minimal Intervention=最小の侵襲
根管治療で歯を削りすぎると、せっかく残した歯がもろくなってしまい、欠けが生じることや後に抜歯の原因となることがあります。
そこで中田歯科クリニックでは、「根管治療やらなきゃよかった」と患者さんが後悔しないよう、マイクロスコープを使った無駄に歯を削らない精密根管治療を行っています。
できる限り神経を抜かないことで歯の寿命を縮めることを防ぐ
根管治療では、健康な歯をなるべく削らないことはもちろん、歯の神経をできる限り残すことも重要です。
なぜなら、神経を抜いた歯は寿命が短くなるからです。
歯の神経を抜く際はその中の血管も一緒に取り除くことになるため、神経を抜いた歯には血や栄養が行き届かなくなります。
歯そのものと同じく、歯の神経は一度抜いてしまうと元には戻りません。中田歯科クリニックでは、「患者さんに自分の歯を長く使ってほしい」という想いから、なるべく歯の神経を残す治療を提案しています。
中田歯科クリニックの根管治療
中田歯科クリニックではマイクロスコープを使った精密根管治療を行っています。
都市部である京都市には数多くの歯科医院がありますが、マイクロスコープを導入している歯科医院は全国でも10~15%と非常に少ないのが現状です。
歯を抜きたくない方、歯の神経を残したい方、京都エリア・京都市で信頼できる歯科医院や名医を探している方はぜひ一度ご相談ください。
専用コンシェルジュによるカウンセリングの実施
中田歯科クリニックでは、1994年に京都市西京区で開院して以来、30年以上も地元・京都の患者さんに「選ばれる精密歯科医療」を提供してきました。
初診時には必ずトリートメントコンシェルジュによるカウンセリングを実施し、患者さんのお悩みや疑問にお答えします。
根管治療においても、患者さんの症状に合わせてメリットやデメリットを説明したうえで、必要な期間・費用を明確に提示し、「選ばれる」という言葉の通り、患者さんが納得できる治療をご提案します。
【歯を守るための自費診療という選択】
保険診療のみでは、痛みが治まらず根管治療を繰り返すことで、歯や口の健康を損ない、時間や治療費を無駄に使ってしまうケースもあります。
そこで中田歯科クリニックでは、根管治療をして終わりではなく、治療後の患者さんの健康面も考えたサポートが可能です。
※自費診療であっても医療費控除の対象となります。
歯科用CTやレントゲン、口腔写真による診断

根管治療では複雑に入り組んだ歯の根の治療を行います。
根管の形や症状は患者さん一人ひとり違うため、中田歯科クリニックでは根管治療の前に、歯科用CTやレントゲン、実際に口腔内の写真を撮影することで、目視のみに頼らない正確な診断を行います。
※画像は3次元CTスキャンです
う蝕検知液を用いた虫歯の可視化
う蝕検知液とは、虫歯に感染している歯の部分を染め出して可視化するための薬剤です。
根管治療において歯を削る量を最小限に抑えるため、また、虫歯の取り残しがないようにするために必要な処置を行います。
ラバーダム・ニッケルチタンファイル・MTAセメントによる再感染と再発の防止
根管治療の成功率を高め、再感染と再発を防止するうえでマイクロスコープと並んで重要なのが、ラバーダム・ニッケルチタンファイル・MTAセメントです。

ラバーダムとは、根管治療の際に治療が必要な歯だけを露出させるためのゴム製のシートです。
これにより、再感染の原因となる唾液の流入を防止できます。

ニッケルチタンファイルは、虫歯に侵された神経を除去するための治療器具です。
柔軟性のある素材であるため歯の根の先端まで治療が可能です。

MTAセメントは、封鎖性と殺菌性のある歯の治療剤で、根管内を清掃し無菌状態にした後に詰める処置が行われます。
歯と一体になる再石灰化性があります。
中田歯科クリニックでは、マイクロスコープを使って無駄に歯や歯の神経を削らないようにしつつ、ラバーダム・ニッケルチタンファイル・MTAセメントといった機材や器具で、清潔な口腔環境を保つことで根管治療の成功率を高めています。
根管治療の流れ
中田歯科クリニックでは、治療前に必ず患者さん一人ひとりに寄り添ったカウンセリングや治療計画の提示があります。
ここでは、一般的な自由診療で行われる根管治療の流れをお伝えします。
- 検査とカウンセリング
- 歯の神経や血管の除去
- 根管内の清掃と殺菌
- 根管の充填
- 根管の密封と支台築造
- 被せ物の装着
根管治療にかかる時間や期間は、患者さんの症状と実際の治療法によって大きく異なるため、一概には言えません。
一般的には、一回の治療は30分~1時間、治療期間は1~2か月程度となっています。歯槽膿漏は自力で治すことができず、一度治療しても放置していると歯周病を再発するおそれのある病気です。
中田歯科クリニックの詳細・アクセス・予約
中田歯科クリニックは、院長の中田先生が日本顕微鏡歯科学会(マイクロスコープを使った精密歯科治療に関する専門学術団体)の認定医であるほか、京都市の歯周疾患予防健診の指定医療機関の一つでもあります。
京都エリア・京都市で精密歯科に力を入れている歯科医院をお探しの方、「なるべく自分の歯や歯の神経を残す治療をしたい」とお考えの方はぜひ一度お問い合わせください。
中田歯科クリニック(京都市西京区)
院長紹介

中田歯科クリニック
Nakata Dental Clinic
院長中田 光太郎
院長プロフィール
- 1990年 福岡県立九州歯科大学歯学部 卒業
- 1994年 医療法人社団洛歯会 中田歯科クリニック開設
- 2009年 医療法人社団洛歯会 デンタルクリニックタカンナ開設
所属学会・スタディーグループ
- ITI(International Team for Implantology)Fellow
- 日本顕微鏡歯科学会 指導医
- 日本臨床歯周病学会 認定医
- CID(Center of Implant Dentistry)Club 理事
- OJ(Osseointegration study club of Japan) 理事
- AMED(Academy of Microscope Enhanced Dentistry) Active Member
- ENの会 主宰
- NGSC(New Generation Study Club) 副会長
医院情報・アクセス
中田歯科クリニック
〒615-8072
京都市西京区桂木ノ下町1-84
(阪急京都線 桂駅東口から徒歩3分)

営業時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日・祝 |
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09:00~13:00 | ※ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × |
14:30~18:00 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ※ | × |
【休診日】日曜・祝日
※月曜午前は9:00~12:30、土曜午後は14:00~16:00となります。
※最終受付時間は診療時間の30分前となります。
※初診受付時間は17:00までです。
京都市の根管治療でよくある質問
Q.マイクロスコープを使った根管治療は保険適用ですか?
A.歯根端切除術と大臼歯根管治療を行う場合、マイクロスコープによる根管治療は保険適用となります。
ただし、歯科医院の治療方針によっては、上記以外の治療でも保険適用になることがあります。
Q.ラバーダムを使った根管治療は保険適用ですか?
A.ラバーダムは一般的に保険診療の根管治療では使用されません。(保険適用外です)
しかし、細菌感染による再発を防ぎ、根管治療の成功率を上げるためには、マイクロスコープと合わせてラバーダムが不可欠です。そのため、保険適用外で使う歯科医院はあります。
Q.根管治療は痛いですか?
A.治療中は麻酔によって痛みを感じにくい処置がされます。
治療後は患部に痛みや熱が出ることがありますが、痛み止めにより症状の軽減が可能であり、2~3日で症状が治まることがほとんどです。
根管治療を繰り返さないために
根管治療後の症状の再発や虫歯による再感染を防ぐには、マイクロスコープを用いた精密歯科治療が有効です。
しかしながら、歯や口の健康を保って「なるべく歯や歯の神経を抜かないようにする」ためには、日頃のメインテナンスも重要となります。
歯のトラブルは自力での治療が難しいことが多いため、気になることがあれば定期的に歯科医院での検診や相談を行いましょう。
- 診療時間
- 9:00~13:00 / 14:30~18:00
- 休診日
- 日曜・祝日
- ご案内
- 月曜午前は9:00~12:30、土曜午後は14:00~16:00です。
最終受付は診療時間の30分前、初診受付は17:00までです。
フリーダイヤルがつながらない場合は、075-393-6655へ。