初めてマイクロスコープを使用したとき、肉眼との差に大きな衝撃を受けました。
これをきっかけに、3年ほど前にマイクロスコープを導入しているクリニックに入職し、そこで沢山の症例と経験を積みました。
当クリニックでは【天然歯に勝るものはない】、【Minimal Intervention（MI：最小の侵襲）】の理念を提唱しており、マイクロスコープを使用することで、今まで発見できなかった虫歯を見つけられる可能性、拡大した視野で患部を確認することで健康な天然歯をできるだけ削らない治療が行えるので、この理念にかなっていると思います（初期の虫歯は削らずに経過観察する場合もございます）。
マイクロスコープを導入して良かったと思う事は、治療が精密に出来るということが挙げられますが、1番は動画を撮れるようになったことだと感じています。患者さんに動画を見ていただくとやはり初めて見る方が多く、現状のお口の状態を把握してもらえ「こんな状態だったの？」と驚かれる方もいらっしゃるくらいです。これをきっかけに、今後の通院に繋がってくれているのではないかなと思っています。
初診時には、基本的にマイクロスコープを使用して口腔内診査を行い、口腔内写真、レントゲン写真、マイクロスコープの動画を併用してご説明させていただいております。
もちろんマイクロスコープは導入しただけで治療の幅が広がるわけではありません。現在も歯科衛生士と一緒に定期的にセミナーなどにも通い続け、研鑽と理解を深めております。
1本でも多くご自身の歯を残し、いつまでも美味しく食事ができるように一生を通して当院を選んで良かったと思っていただけるような医院を目指しております。