唇が腫れる、誰もが一度は経験したことがあるのではないでしょうか。
出血していたり、強い痛みがあるわけではないけど、大きな病気と関係があるのかと、心配に思う方もいらっしゃると思います。
唇の腫れは一時的なもので、そのまま様子を見ていれば大丈夫な場合もあれば、病院に行ったほうが良い場合もあります。
今回は、唇が腫れる原因や考えられる病気についてお伝えしていきます。
唇の炎症が気になる方は下記記事もあわせてご覧ください。
唇が腫れる原因として考えられるもの

唇は表面の角質層が薄いため、皮膚に比べるとダメージを受けやすく、ちょっとしたことで傷つき、腫れてしまうことがあります。
日常生活で唇が腫れる原因としては、以下のようなものがあります。
『外傷』
唇をぶつけたり、間違って噛んだりしてしまうと、その後腫れる場合があります。
傷口から細菌が侵入し、感染してしまうと、大きく腫れたり長期間収まらなかったりすることはありますが、多くのケースでは自然に腫れは収まります。
『日焼け』
強い日差しに長時間さらされると、紫外線によって唇がダメージを受け、ヒリヒリと痛んだり、唇が腫れる事があります。
唇も皮膚と同じで日焼けするので、事前にケアをすることが大切です。
『乾燥』
乾燥によって唇の表面が荒れた結果、腫れることもあります。
唇が乾燥すると、表面がひび割れたり、皮が剥がれたりします。
唇が腫れる症状に関係する病気
なんらかの病気の症状として、唇が腫れる場合があります。
唇が腫れる病気にはどのようなものがあるのか見ていきましょう。
『アレルギー』
アレルギー反応によって唇が腫れる事があります。
アレルギーの原因としては、食べ物や歯科用金属、アルコールなどさまざまなものがあります。
軽度のアレルギーですと、一時的な腫れで収まりますが、呼吸困難や血圧低下を伴うアナフィラキシーショックが引き起こされる可能性もあります。
普段は大丈夫なものでも、疲れやストレスによって免疫力が下がっていることで、アレルギー反応が起きることがあります。
『血管性浮腫(クインケ浮腫)』
血管性浮腫(クインケ浮腫)は唇やまぶたなど、顔の一部が突然腫れる病気です。
原因ははっきりと分かっていませんが、アレルギーや薬の副反応、外傷などの刺激の結果と言われています。
多くの場合は自然に収まりますが、腫れを繰り返すこともあります。
『口唇ヘルペス』
口唇ヘルペスは、単純ヘルペスウイルスを原因として、唇やその周辺に小さい水ぶくれができる病気です。
疲れたり、ストレスなどで抵抗力が落ちた時に起こる場合が多く、人によっては定期的に繰り返します。
病院で、抗ウイルス薬を処方して治すことも可能ですが、そのまま1~2週間ほどでかさぶた状になり、治ることが多いです。
『肉芽腫性口唇炎』
肉芽腫性口唇炎は、突然、唇が腫れ、同時に顔面神経が麻痺したり、舌にも変化が出る病気です。
原因は、はっきりとしていませんが、むし歯や歯周病、金属アレルギーが原因と言われています。
唇が腫れて治療する場合の診療科
どのような場合に病院にいくべきか
唇が腫れているだけでなく、顔全体が腫れている、呼吸がしにくい、フラフラするなどの全身症状がある場合には、救急車を呼ぶか、急いで病院を受診しましょう。
唇が腫れて一番注意する必要があるのは、アナフィラキシーショックです。
アナフィラキシーショックは死に至る可能性があります。
また、一時的な腫れで収まる場合は良いのですが、痛みなどの症状はなくても、なかなか腫れが引かない場合には、病院を受診しましょう。
唇が腫れる場合は、何科?
唇だけの症状がある場合には、皮膚科にいきましょう。
唇だけではなく、舌や口腔粘膜にも症状が見られる場合には、歯科もしくは口腔外科、全身に症状がある場合には内科を受診するようにしてください。
口腔外科については下記記事をご覧ください。
自分でケアする方法
唇が腫れた場合に自分でケアする方法や、唇の腫れを予防する方法について見ていきましょう。
『腫れた部分を冷やす』
唇が腫れて気になる場合には、冷やすことで症状がやわらぐ場合があります。
ですが、冷やしすぎてしまうと血流が悪くなり、治癒が遅れる可能性があるので注意しましょう。
『市販薬を使う』
口唇炎やヘルペス用など、原因がはっきりしている場合には、市販薬を使ってもかまいません。
また、日焼けや乾燥などであれば、保湿成分の高いリップクリームやワセリンを使うのも良いでしょう。
原因がわからない場合、個人の判断で市販薬を使うと症状が悪化する場合があるので、病院を受診しましょう。
『口の中を清潔に保つ』
唇が傷ついた時、細菌が傷口から入ってしまうと腫れに繋がります。
口腔ケアや歯科医院での定期検診を心がけ、口の中を清潔に保つことで、腫れを予防しましょう。
『バランスの良い食事を取る』
日常的にバランスの良い食事を取ることで、唇の腫れを予防することが出来ます。
皮膚の再生にはビタミンB2やB6、タンパク質が必要です。必要な栄養素を意識しながら生活すると良いでしょう。
『疲れやストレスをためない生活をする』
ヘルペスウイルスなどは、疲れやストレスが溜まったときに口唇ヘルペスを引き起こします。
免疫力を下げないように、身体と心を休めることが大切です。
まとめ
唇が腫れる原因と、対処法についてお伝えしてきました。
日頃から食事や休息に気をつけることで、唇の腫れを予防する事が出来ますが、唇が腫れて全身症状がある場合や、腫れが続く場合には病院を受診するようにしましょう。
口内の炎症が気になる方は下記記事をご覧ください。
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